昨今はカメラの発達と普及から、多数の人々の手によって写真が撮影されます。そして、諸々の媒体を通じて掲載された、写真、あるいは映像的な世界のイメージを目にしない日はないでしょう。

しかし、ここに出展する3名の作家は、取り巻く世界の中から「風景」を主体とした写真を撮り続け、提示しています。私たちはなぜ、他の事象を差し置いて「風景」に惹きつけられるのか?そういった問いから、この企画を提案しました。
言葉や認識と風景の関係から作品を制作する新井五差路、特定の場所を目指して写真を撮りに赴き、物とその周辺の関係を追い続ける百頭たけし、日々の生活の中から主にiPhoneでの撮影を中心として身の回りの景色を撮り続ける藤林悠。

視覚を、如何様にしても留めたかった人間の欲望は、図像の先に、一体どのようなイメージを残すのでしょうか。

「風景」を主体とした写真を撮り続ける3名の作家のグループショウである「PERSISTENCE」は 2018年5月に、東京都墨田区・あをば荘での企画展として行われ、同年11月に東京都多摩センター駅での“SURVIBIA!!”(サバイビア!!)展内、石川県金沢市・芸宿にても開催されました。度々の会場に応じて展開してきた本展は、この度愛知県名古屋市・山下ビルにて1年越しの展覧会を行います。3名の写真家の、その後の展開にどうぞご期待ください。

PERSISTENCE 20180511-0603 @東京都墨田区あをば荘

PERSISTENCE_20181118-1215 @『SURVIBIA!!』

PERSISTENCE_20181118-1215_石川県金沢市・芸宿巡回展

PERSISTENCE


新井五差路 百頭たけし 藤林悠

会期:2019年9月22日(日)〜10月14日(月・祝)
開廊:金・土・日・祝日
開場時間:13:00-19:00

会場:山下ビル

〒464-0086
愛知県名古屋市千種区萱場2-13-22
http://yamashitabildg.tessen-kurematisu.com

■名古屋駅から山下ビルへのアクセス 市バス 10番のりば(基幹2) → 萱場バス停 下車すぐ 片道約26分 210 円
■栄から山下ビルへのアクセス 栄/市バス 栄バスターミナル(オアシス21) 3番のりば(基幹2) → 萱場/市バス 片道約21分 2 1 0 円
■地下鉄ナゴヤドーム前矢田から山下ビルへのアクセス カルポート東、名古屋ドームを左手に通過、しばらく直進。 萱場交差点を左折し、亀清広(和菓子店)が見えてきたらとなりのビル1F 徒歩17分

問い合わせ:persistence.foto@gmail.com
Website:https://bit.ly/2ZaK6GC


PERSISTENCE


ARAIGOSARO HYAKUTOU Takeshi FUJIBAYASHI Haruka


With a development and spread of cameras, billions of photographs are taken by billions of people nowadays. Not a day goes by without seeing those photos or visual images of the world through various medias.

Three artists here keep capturing “landscapes” on photographs from their surrounding world and exhibit. Why do we get so attracted by “landscapes” over any other phenomena? This question made us propose this exhibition.

Araigosaro finds a relation between language, recognition and landscape to apply in his works. Takeshi Hyakutou proceeds to the specific places to take photos and chases a connection of objects and their surroundings. Haruka Fujibayashi mainly uses iPhone and captures landscapes in daily life around her.

What kind of images will be left after the human’s desire of recording their visions over the icons.

This group show by three artists, who take photographs mostly of “landscapes,” started as a special exhibition at Awoba Soh in Sumida ward, Tokyo on May 2018. Also held as a part of “SURVIBIA!!,” an exhibition in Tama Center station in Tokyo, and at Geishuku located in Kanazawa, Ishikawa on November. Here we are in Yamashita Bldg. in Nagoya, Aichi. Please look forward to the future expansion of the three.

Translation:Keiko Tanizaki

Place:Yamasita Bld., Kayaba, Nagoya Shi Chikusa Ku, Aichi Ken, 464-0086, Japan
Open:22,23,27,28,29Sep-4,5,6,11,12,13,14Oct 2019[fri,sat,sun,national holiday](13:00-19:00)

Mail:persistence.foto@gmail.com
Website:https://bit.ly/2ZaK6GC

■■■会期中イベント

■ギャラリートーク
日時:2019年9月29日(日)17:00-19:00(開場:16:30)
参加費:1000円

アーツ前橋学芸員の若山満大氏を迎え、展示作家3名が、今回の出展作品についてクロストークを行います。

【ゲスト情報】
若山満大 WAKAYAMA Mitsuhiro
1990年岐阜県養老町生まれ。アーツ前橋学芸員。愛知県美術館学芸員、あいちトリエンナーレ2016キュレトリアルチームなどを経て、キュレーションや執筆活動を行う。専攻は日本写真史、近現代美術史。最近の企画展として「台風と秩序」(スタジオ35分)「写真的曖昧 The blur in photographs」(http://blurinphoto.com)(2018年、金沢アートグミ)がある。


■■お散歩企画「知多半島方面まで行ってみる。」
日時:2019年10月13日(土)
10:00 大府駅集合(名古屋駅より東海道本線で約23分)

知多半島方面へ、車移動。

17:00 大府駅にて解散(のち、各展覧会会場へ電車移動など)

参加費:1000円
定員:5名

要申し込み(10/5(土)12:00より受付〜10/12(土)19:00〆切)
件名を「知多半島方面まで行ってみる。」とし、参加人数、名前、電話番号、メールアドレスを明記の上 persistence.foto@gmail.com(担当:藤林) までメールを送ってください。

同時期に愛知県内で開催される「野犬のしわざ」展との合同企画イベント。「野犬のしわざ」展(GALLERY MIKAWAYA)の林修平氏と大東忍氏のアテンドの元、知多半島方面まで行ってみます。愛知の面白い風景を観察するツアーです。カメラの持参についてはお任せします。


※参加者から提出を受けた個人情報は、個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)にしたがって取り扱い、参加者の同意なく、本イベント以外の目的での利用または第三者への提供はいたしません。

 

出展作家

新井五差路 ARAIGOSARO

1986年生まれ。富山県出身。早稲田大学第一文学部美術史学専修卒業。
視覚と言語に関する作品を制作。近年の展示:2016年 すべて眺めのいい、(spiid)2016年 BARRACKOUT バラックアウト(旧松田邸)2017年 都美セレクショングループ展 新章風景#2 -現代における風景写真の在り方-(東京都美術館ギャラリーC)
http://araigosaro.tumblr.com

 

百頭たけし HYAKUTOU Takeshi

群馬県館林市生まれ。2004年帝京大学文学部日本アジア言語文化学科卒業。自転車を使い、都市郊外の産廃や土木業者が多く集まる地域に出現する風景を撮影している。主な個展に2017年「カイポンする / 我蓋朋」(コ本やhonkbooks)、2016年「D 現場(TAP Gallery)、2015年「Busy, busy,busy(TAP Gallery)。グループ展として2018年「台風と秩序」(スタジオ35分)、「VOCA2018」(上野の森美術館)、2017年「不純物と免疫」(トーキョーアーツアンドスペース本郷)、2017年「Seize the Uncertain Day」(東京藝術大学美術館)、2016年「Debris*Lounge(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ)などに参加。2015年「Gabriele Basilico Prize inArchitecture and Landscape Photography」ノミネート
http://hyakutou.tumblr.com

 

藤林悠 FUJIBAYASHI Haruka

秋田県秋田市出身。2008年 東京藝術大学大学院美術研究科 絵画専攻壁画研究領域 修士課程修了、2006年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。記憶の片隅にある、捉え残した景色や体験をモチーフに作品を制作。主に写真、映像、絵画等のメディアを使用。近年の展覧会に、2019年「正しい歪み方」(KOGANEI ART SPOT シャトー2F・東京都小金井市)「Communication/Cut-up/Atmosphere」(あをば荘・東京都墨田区)2018年「It's not xxxx」(3331 Arts Chiyoda・東京都千代田区)2017年「Enhancement」(Space Wunderkammer・東京都練馬区)2016年「世界コモノ派会議」(Art Center Ongoing・東京都武蔵野市)「uncertain_03」(float・東京都墨田区)

http://harukafujibayashi.work
https://www.instagram.com/fujibayashihrk/

https://harukafujibayashifoto02.tumblr.com